半年育休日記 9 半年以上の育休を終了して今思うこと

始まる前はかなり長いように思えた半年の育休も(延長して7ヶ月になったけど)、終わってみればあっという間。仕事が始まってもう2 週間が経ってしまった。自分は仕事、奥さんはワンオペが始まってお互いヘロヘロ。育休と仕事、両方の記憶がフレッシュなうちに今の気持をメモしておこうかなと思う。

 まず、半年の育休を取って良かったかというと、間違いなく良かった！子供と過ごす時間がしっかり取れたのもあるし、奥さんとの時間、自分の時間もあったので、しょーもないこと話したり、ぼんやり考え事をすることもできた。仕事をしなかったことで、逆に自分には仕事が必要なことも認識できた。あと、サーフィンが少し上手になった。笑

 子供を育てようと思った時、奥さんメイン(だけ)に育児をしてもらうのが、どうしても考えられなかった。我が家は共働きだし、しかも会社の同僚。同じ仕事して、同じ給料、家事も2人でやってるのに、育児だけ奥さんに比重がかかるのはおかしくないか？と。今後の生活設計も共働き前提だし、奥さんが自分より優秀で稼げるのに、社会に出続けないのはもったいない。夫婦で育児ができない方はどちらかというと私。なんだかんだでお母さんが育ててます。お互いやりたいこと(仕事でも、私生活でも)があるのに、どっちかが何かを我慢して、あきらめて、モヤモヤしてる。そんな状況は夫婦にも子供にも良くない。家族みんなの幸せを最大化するために、私も同等に子供と時間を過ごして育児に参加したいと思っていた。あと、なんだかんだ育児は女性の役割。みたいな空気(&自分の潜在意識)に自分は育児ができないと言われてるみたいで、すんごい悔しかった。(笑) そんなこんなで、育休はできるだけ長く(奥さんと同じくらい)取りたいけど、保育園に入れるタイミングだったり、経済的な事情だったりで給付金が2/3まで出る半年の育休を取ることにした。

  毎日の生活で、子供のことだけを2人で考えられる生活は本当に良かったと思う。よく言われていることかもしれないけど、育児は1人だと一杯一杯、ただ2人だと割と余裕がある(当然2人でもしんどい時期はあった)って感じだった。なので、無理なく2人とも親になれたんじゃないかなあ、なんて思ったり。これから保育園に入るまでの半年くらいは、私だけが仕事をして、奥さんは育児という形になってしまって、どうしても不公平感が出てきちゃうような気はするけど、助け合ってうまくやっていきたいなあ。

自分は正直、子供は好きじゃなかったし、今も自分の子供以外とはどう接していいかわからない。(笑) ただ、前は子供を持つメリットないじゃん。結婚するメリットないじゃん。みたいなことに割と同意していたんだけど、結婚して、子供を持って、考えが大きく変わった。ライフイベントがたくさんあったこの2年くらいは、精神的な豊かさや広がりを感じられることが多かった。前読んだ、生きがいについて、でもそんなことが書いてあったような気がする。日々の成長への感動、不安、驚き、愛おしさ、それらを共有する喜び。などなどなど。。もちろんまあ個人の自由な時間であったりお金も大事なんだけど、これは経済や時間的なメリット・デメリットをいくら挙げても出てこない点だな〜と思った。精神的な世界の広がりって文字にすると、ただの1項目なんだけどインパクトがすごくある。そりゃあさ、深夜早朝に起こされてグズられたりしたときはもうイヤぁぁぁって思う、人間だもの。でもそれ以上に、楽しそうな笑顔を見たり、一緒に過ごしていると幸せを感じる。いやあ自分が結婚して子供を持つなんて思ってもなかったな〜〜。

 もちろん子供を持つことが唯一の正解ではないんだけど、どうしようかな〜って思ってる人には、子供を育てるって思ったより悪くないし、毎日楽しくなりますよ！ということはお伝えしたいと思っている(自分と似たような考えを持っている人には特に)。とにかくまあ、今は毎日多少ツラいこともありながらも、楽しく精神的に満たされながら過ごせています。明日はもーーと楽しくなるよね！へけ！

我が子はとてもかわいい。とてもかわいいね。