気がする。

板に乗ったり買い物したり本読んだり子育てしたような気がする。

FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣 を読んだ感想

DMMの電子書籍セールで入手したビジネス書シリーズ。今回はずーっと読みたいなあと思ってた、ファクトフルネス。読んだ後はなんだか安心して、ホッと一息つけるような感覚!小説とは違うけれども、読んだ後に世界の見方が少し変わる一冊。

正しい事実に基づいて世界を認識しようよっていう活動をライフワークとして行っていた公衆衛生学バックグラウンドの著者。それを実行するために、人間が本能的に情報を歪めて認識してしまってるのを知って注意して情報を解釈しましょうね〜〜(ファクトフルネスしようね〜)って話。

沢山のデータに基づいて、世界の現状と人間の反応が紹介されてるんだけど、思った以上に自分はメディアから受ける印象で世界の全体像を描いていたことにビックリ。案外、世界はそんなに悪い方向に向かってないし、大丈夫なのね。ただもちろん取り組むべき課題は山積み。もちろんそれは解決しないといけないけれども、ほとんどの事象は’悪い’けど、’変化してる’し、大抵のことは’良くなってる’。現状の悪い、と傾向の良くなってる、は確かに同居するよね。っていうのは意外と見落としがちだなあと思った。

コロナが流行り始めて、陰謀論にハマる人を悲しいかなちょいちょい身近に見かける。事実をフェイクニュースと言い、事実に基づかない真実を真実と信じる。そんなことにならないためにも、情報を批判的に捉えるクリティカルシンキングだけでなく、その手前の自分自身を批判的に捉える、ファクトフルネスを身につけるのは情報にあふれるこんな時代に必須だなあと思わされた。

一方で毎日の生活を考えると、感情的に判断して行動すべきことが多いこともまた事実だと思う。自分がどうなりたいのか?であったり家族とのコミュニケーション…などなど。人間は感情で生きているし、感情をぶつけることで深まる関係や得られる喜びは多いと思う。

このほんはことあるごとに読み返したいなー!読めてよかったー!