気がする。

板に乗ったり買い物したり本読んだり子育てしたような気がする。

イノベーターになる 人と組織を「革新者」にする方法 を読んだ感想

タイトルがキャッチ―すぎる!

電車でカバー出して読むのちょっと恥ずかしかった。

とはいえ、中身はかなり具体的で実践的な内容だった!

 

会社で著者の紺野先生が講演を聞く機会があって、なんとサイン本を頂けたので読んでみた次第。

ベンチャーではなく、既にある大きな組織でどのようにイノベーションを起こしてゆけば良いのか。というお話。”イノベーション”というと、特別クリエイティブな人のための言葉だと思いがちだけど、そんな過激なもんじゃ無くて、一般ピーポーな人にこそ大事、的な言葉の定義から、経営者視点でそれを実現する為にはどうすればよいのか。という組織や経営戦略、はては哲学の話まで...

日本企業に向けて書かれているので、洋書で書かれている"イノベーション"という文脈より、かなり内容がしっくりきた。

この1年間、"イノベーション"なトピックに関わってきて、少し悩んでいた、自分の仕事の意義や、現場レベルでの活動の大切さと経営戦略の結びつき、アドバイスの方法 などなどが、だいぶ溶けた気がする。

変わらないと日本ヤバい!みたいな、危機感を煽る内容じゃないけれども、大きな組織の中で、何かを変える為にはどーすればいいのか。ということについて、色んな視点からの具体案が淡々と書いてある、よい本だと思った。

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しっかし紺野先生は知識の巨人みたいな人で、話も面白くてすごかったなあ…

今年の後半は、自分が体験してぼんやり思ってた事が、本を読むことでスッキリと整理される経験ができているような気がして、とても良い気分!