気がする。

板に乗ったり買い物したり本読んだり子育てしたような気がする。

サピエンス全史(下) を読んだ感想

サピエンス全史の下巻を読み終えた。年が変わる前に読み終えたかった。

なんとなくキリが悪いし。。。今年のはじめてはサピエンスになってしまった。

 

 

 下巻は上巻にひきつづき、現代までの歴史を、人間というひとつの生物としてどーだったか見てみるという話。んで、じゃあそんなこんなで人間の幸せってどうしたらいいんだろ。とか、これからどんな変化が起こりそう。みたいな話だった気がする。

 

 今回刺さった&感じたのは、生物的に人間がしあわせを感じるしくみと、もひとつ、読んでて、あー。そういえばこんなことあったなー。的な、読んでる本と過去の経験が繋がってくる感じは気持ちいなあ、ということ。

 

 人間って生物的にはセロトニンって脳汁が出てると幸せで、しかもそれが安定する量って、個人によってだいたいもう決まっていて、外的な要因にはそこまで関係してませんと。いっつも文句言ってる人はどこまでいってもシアワセ感低いし、そうじゃない人は豚小屋でもシアワセハッピー。

 

 もいっこはなんだかポロポロと感じた。

 幸せの話だと、前のシーズンに出会った、80過ぎてモーグルやってるじーさんが、若い女子と昼ご飯食べて、一杯やりながら、”人間な、セロトニン出せばいいんだよ。セロトニン。今日はしあわせだなー!ガッハッハー!”って笑ってるとこをおもいだした。

 過去の、科学的じゃなくて、直感的な発想から生まれた結論と、さいきんの科学的研究の結論が一緒になってきているってところ。なんとなく、前読んだ、日本人の世界地図 を読んで、あー確かになー。そういえばそういうこと言ってる記事最近見たなー。って思ったらその本50年くらい前に出てた本だったり。

 読書の醍醐味として、新しく視野を広げてくれる、いわゆる目から鱗ってやつを体験すること。ってあとがきにあったけど、同じようなことを、それでも読書をやめない理由 で読んだなーとか。この本はそういうとこあったなーとか。

 

 

 結構読んでてセロトニン出てた気がする。この本。

 

 

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